顔汗 止める 方法

顔汗を止める方法なら

いつも顔汗をかく人は多汗症の疑いがありますから心療内科などを受診することをおすすめします。
また更年期の女性はホルモンバランスの崩れから自律神経が乱れていることがあるので婦人科で診察を受けましょう。

 

ただしそうではなくても顔汗をかく人がいますが、それは肥満が原因のこともありますし、
身体にあるほかの汗腺の活動が鈍っている場合があります。

 

☆身体の本能的な習性を利用して顔汗を止める
身体には専門用語で皮膚圧反射という作用があり、これは皮膚の一部が圧迫されると
汗が反対側に集中するという現象です。
たとえば両脇下から胸にかけて紐などで皮膚を圧迫するとこの作用が働いて顔汗を止めることができます。

 

☆制汗剤を使って顔汗を止める
これは言わずと知れた奥の手ですが、市販の顔用の制汗剤で顔汗を止める方法です。
ただし強制的に顔にある汗の出どころの汗腺を塞ぐことですから、常用しないほうが良いでしょう。
また、長時間の使用も好ましくなく、必要な時だけにして洗い流しましょう。

 

☆首筋の後ろの血管を冷やして顔汗を止める
身体には心臓があり、絶え間なく血液が心臓から身体中に送られて回収されています。
血液を顔や脳に送る太い血管が首筋の後ろにありますから、この血管を冷やすことで顔汗を止めることができます。
その仕組みは顔に行く血液を冷やすことで、同時に汗腺も冷やされるので汗が止まります。

 

☆運動をして顔汗を止める
汗腺は身体中にありますが、運動不足だと使わない汗腺の活動が鈍くなり、
いつも使う顔の汗腺に汗が集中するので顔汗が止まらなくなります。
したがって身体中の汗腺を運動で刺激することで、汗が分散されるので顔汗が減ります。

顔汗を止めるボトックス注射とは?

顔汗がどうしてもとまらないという時の治療方法にボトックス注射があります。
注射と聞くとなんだか痛そうで恐い感じがしますが、美容整形でも用いられています。

 

ボトックス注射は顔汗を止める効果がある?

ボトックス注射は、食中毒の菌であるボツリヌス菌から生成されるA型ボツリヌス毒素成分の注射です。
毒素成分ですが、実際には毒性を取り除いた無害な成分を使用しますから
人体への感染や悪影響はありません。
ボトックス注射は神経から分泌される神経伝達物質のアセチルコリンを抑制することで
筋肉の動きを麻痺させます。

 

すなわち顔面にある表情筋の動きを止めるために美容関連で使われます。
アセチルコリンは発汗を促す作用があることを逆手に取って
汗の多い顔面に注射をして神経をブロックするのです。
ボトックス注射は局所的な多汗症に用いられるので、顔面や脇下、
手のひらや足裏の多汗症治療に用いられます。

 

ボトックス注射の効果と注意すべき点

ボトックス注射の効果は個人個人で差があり、注射後2〜3日頃で汗が減るようになりますが、
一回で済むのではなく半年ほどで効果がなくなります。
2012年11月から脇下の多汗症に限って保険が適用されるようになりました。

 

ただし顔の汗には適用されないので費用は自己負担です。
また注射はかなり強い痛みがあるので、実施する時には局所麻酔などの方法もあります。
さらにボトックス注射の性質上しびれる副作用を起こすことがありますから、
この注射を受ける場合は多汗症治療の経験が豊富で信頼できるクリニックにしましょう。

 

 

さらしを巻くと顔汗が止まる訳

テレビに映るモデルさんや女優さん達は、汗なんてかいていないように思えます。
あんなに強烈な照明に照らされながら、外でも夏でもメイク崩れもしていません。

 

毎日の撮影を涼しい顔でこなせているのは、発汗をそもそもしていないからだ。
身体のつくりが全然違うんだ、と考えてしまいがちです。

 

実際のところはどうなのかというと、このような方達は様々な対策を取っているのです。

 

舞妓さんは汗をかかない?

芸妓さんや舞妓さんと言われる方達がいますよね?
舞妓さんは、真っ白なお化粧をしたり、お客さんにお酌をしたり、
踊ったり歌ったりするのが、お仕事の内容です。

 

その務めは当然夏にもありますし、長い時間動き続ける事も珍しくありません。
そして一年中、着物を着込んでいるのですから、暑さを感じていないはずはありません。

 

もしお化粧が顔汗で崩れてしまうのなら、商売にならないですよね?
実のところ舞妓さん達は、顔の発汗を抑えるために、ちゃんと対処を行っているのです。

 

近年では、顔専用の制汗剤なども用いられているそうですが、
古くからの伝統的な手段に「さらし」があります。

 

「芸者の高帯」という表現がありますが、これには帯の位置取りを高くしたり、
胸やわきの下の部分に、さらしで強い圧力を加える事により、
着物の曲線美を際立たせるとともに、顔の発汗をブロックする作用があるそうです。

 

なぜさらしを巻くと顔汗が止まるのか

では、さらしを巻きつけると顔汗がストップするのは、なぜなのでしょうか。
ポイントは、人間の身体の「半側発汗」や「皮膚圧反射」というメカニズムにあります。

 

半側発汗とは、上下左右の任意の箇所に圧力を加えると、
その部位の発汗が抑制され、その反対側の発汗が増加するというものです。

 

そして皮膚圧反射とは、身体の一部分が発汗し辛い環境にあるときは、
他の部位から、その位置の分も汗が流れてくるというもの。

 

これらの働きがあるので、人体は臨機応変に体温を調整する事が可能なのです。

 

よって、舞妓さん達は、さらしを強めに巻き付ける事により、
発汗部位を、顔以外の箇所に移していると言えるのです。

 

胸や脇の下周辺に対して強めの圧迫を行うと、特に上半身への血行が弱まるため、
上半身の体温が下がり、発汗しにくくなります。
そして反対に、上記の半側発汗や皮膚圧反射により、下半身の発汗が増えるのです。
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